鉱山ブログ

備前焼作家・石田和也さんの窯出しを見に行きました
2023年8月26日 | カテゴリー: 鉱山記事

弊社の坑内で石田さん自身が採取した土橋蝋石を使用した作品です


前回のブログ記事が4月ですから、だいぶブランクが空いてしまいました。
前回はツバメの巣を守るためにビニール袋を壁に貼りまくった件でしたが、どうもビニール袋がビラビラするのがよくなかったらしく、今年はツバメが寄り付きませんでした。まったくうまくいかないものです。

 

そうこうしているうちに、8月も終わりに差し掛かっていますが、5月に備前焼作家の石田和也さんの窯出しを見学したので、今更ながら写真でご紹介いたします。

 

石田和也さんは、新進気鋭の若い備前焼作家さんで、新しい素材を求めて、同じ備前市にある弊社鉱山をお越しいただいたのがお付き合いの始まりで、弊社の地下坑道で自らショベルで粘土を採取し、作品作りをなさっています。その様子を昨年春、地元のテレビ局の山陽放送でご紹介いただきました。当ブログでも載せています。

 

さて、そんな石田さんから、今年5月、窯出しをするので見学しませんかとお誘いいただき、さっそく伊部の石田さんのアトリエを訪問しました。冒頭の写真がその時の様子ですね。

こちらは、飲食店に納品する揃いのお皿です。


焼くと真っ白になる土橋蝋石がそのまま出ている作品です。
ユニークでしょ、これも備前焼なんですよ。


「よかったら、1つどうですか?」といわれて、遠慮もせず、一番気になったかっこいいカップをもらっちゃいました。


石田さんありがとうございます!

 


こちらがいただいたカップです。不思議な色合いで大変気に入ってます。
アイスコーヒーを飲んだり、麦茶をがぶ飲みするのに使ってます。氷を入れるとカップ自体も冷えてきて、触り心地もちょっと変化します。面白いカップです。
自分の鉱山で採れた原料100%のカップで一杯やるのは最高ですよ!

 

石田さんはこの後、講師の仕事でオーストラリアに向かい、こないだ帰国されて久しぶりにお会いました。また次の展示会に向けて、弊社で粘土採取をお考えとのことで、今後の活躍がとても楽しみです。