弊社は鉱山の開発と陶石・蝋石の採掘を中心とした会社ですから、従業員のほとんどが坑内もしくは坑外の作業員で、全員が正社員です。

 

一方で、事務所で受発注や品質試験、経理や総務を担当する、いわゆる事務員(正社員)は1名のみで、あとは社長(私)と総務担当の役員の2名がいるのみ。そのため、社長も事務作業や試験業務を行います。また総務担当役員のほうも、品質試験の一部や経理作業を行っています。

 

その総務担当役員も今年で69歳、そろそろ引退を考える時期になりました。いうまでもなく弊社でもっとも勤続年数の長く、長年にわたって弊社の品質試験や経理業務を担当してきました。元気に勤めているうちに、長年培ったノウハウを後続の者たちに伝えていってもらいたいと思います。

 

そこで、新たに事務員(正社員)を募集いたします。


担当業務は、一般事務と品質管理の2つです。小さな会社なので、どうしても1人がやる仕事の範囲が広くなってしまいますが、そんなに忙しい会社ではないので、ゆっくりと身につけてもらえば大丈夫です。品質管理は未経験者でも問題ありません。私自身、そもそも文系ですが、今はちょっとした試験器具を使いこなし、毎日のように品質試験をやってます。

 

ハローワークに掲載した求人票はこちらをご覧下さい。

 

少し補足しますと、弊社の「皆勤手当」は、1ヶ月のうちに、欠勤・遅刻がなかったら、毎月の給与に加算される手当です。もちろん、有給休暇を取っても適用されます。そのため、弊社の社員のほぼ全員に毎月支給となります。たまに遅刻をして、もらい損ねる人がいますが…。

 

また品質管理に関する試験業務は、一般的にまず経験者はいませんので、弊社に入ってから覚えてもらうことになります。特に知識や技術は必要ありませんが、よい試験結果を出すために、粘り強さというか根気がいります。主に材質にかかわる試験で、粘土状になった試料を適切な粘性までもっていく作業に半日から1日かかるため、じっくり取り組むことになります。

 

今回の求人募集に関する応募やご質問については、問い合わせフォームからご連絡ください。もちろん、直接お電話いただいても結構です。弊社に近い方でしたら、直接お越しにいただいてもかまいません。お気軽にお問い合わせください。

土橋珪石の特性がわかるデータとして、気孔率、吸水率、比重をご紹介します。データは、弊社の珪石をすでにご利用のユーザー様よりいただきました。

 

サンプル№

見かけ気孔率

(%)

吸水率

(%)

見かけ比重

(g/cm3)

嵩比重

(g/cm3)

土橋珪石1級

1

11.96

5.36

2.54

2.23

2

11.15

4.94

2.54

2.26

3

8.13

3.49

2.54

2.33

平均

10.41

4.60

2.54

2.27

 

参考として、中国産珪石、徳島珪石のデータも掲載します。

 

サンプル№

見かけ気孔率

(%)

吸水率

(%)

見かけ比重

(g/cm3)

嵩比重

(g/cm3)

中国産

珪石

1

1.21

0.47

2.61

2.58

2

1.14

0.44

2.60

2.57

3

0.93

0.36

2.58

2.58

平均

1.09

0.42

2.60

2.58

 

サンプル№

見かけ気孔率

(%)

吸水率

(%)

見かけ比重

(g/cm3)

嵩比重

(g/cm3)

徳島珪石

1

0.63

0.24

2.60

2.60

2

0.64

0.25

2.57

2.57

3

11.32

4.81

2.35

2.35

平均

4.20

1.77

2.51

2.51

 

土橋珪石、中国産珪石、徳島珪石の3つを比べた場合、見かけ気孔率、吸水率の点で、土橋珪石は顕著な特徴が見られます。土橋珪石は気孔が多いことから、粉砕効率も高いという特徴があります。こうした特徴を活かして、用途を広げていけたらと思っています。

本年もよろしくお願い申し上げます。
写真は、弊社の山神社です。営業初日は坑員全員でお参りします。

祀ってあるのは、伊予・大三島の大山祇神社におられる

「大山積神(おおやまつみのかみ)」です。

1月4日に、大三島にお参りして、新しいお札を頂いてきました。

 

弊社は、1月5日より営業開始です。今月は1月6日(土)も営業日ですが、

7日(日)8日(月)が公休日で、9日(火)が地元の「山の日」のため、

またまたお休み。つまり、明日から再び三連休です。

 

山の日というのは、この地域独特の祝日で、蝋石鉱山のみがお休みです。

昔聞いた話では、この日にどこかで事故があって、以来、お休みにしたとか。

本当かどうかわかりません。

 

ともあれ、すでに鉱山自体が少なくなっているので、

お休みをとる会社も少ないのですが、弊社は今も伝統的にお休みです。

ちなみに、私は当日は出張でお休みではありません。ちょっと残念!

弊社鉱山は、陶石・蝋石の採掘がメインの鉱山ですが、鉱床の成り立ちから大量の珪石も採掘できます。

 

珪石自体は、日本じゅうどこでも採掘できる、ごくありふれた鉱物で、いわば単なる石(SiO2)にすぎませんが、珪石の性質や見た目、特徴は産地によって千差万別、実にさまざまです。そのため、工業製品として用途も産地によって様々な使われ方をしています。工業用途で採掘される珪石の多くは、セメントやコンクリートの骨材として使われていますが、その他にも、建材ボード、農薬の基剤、不定形耐火物などがあります。

 

そのような中で、弊社の珪石は、主に農薬の基剤と耐火物パウダー(CCパウダー、連続鋳造パウダー)として使われています。色が白く、珪石としては大変粉砕がしやすいこと、SiO2が97〜99%とかなり純度が高いこと、またミクロのレベルで見ると、表面に細かい穴が空いている、いわゆるポーラス状になっているのが大きな特徴です。

 

ということで、走査型電子顕微鏡(SEM)で見てみた土橋珪石の画像をお見せいたします。


 

ご覧の通り、やたらと隙間が多く、水分や油分を吸収する力があると考えられます。

実際、採掘したあとに地下坑道に長期間貯鉱していると、坑内の湿気を吸ってしまって、大型のクラッシャーで採掘しづらくなることがあります。そんな場合は、数日間、地上で晒してやると、あっという間にカラカラに乾燥します。カラカラになれば、粉砕は容易です。

 

このちょっとユニークな性質が、何かの製品にお役に立てばと思っています。

いつも土橋鉱山のホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございます。

この度、当社ホームページをリニューアルいたしました。


お客様がより快適にホームページをお使いいただけるよう、コンテンツを見直し、スマートフォンやタブレットなどでも見やすいレイアウトにしています。

会社の活動や製品情報などを随時更新し、充実したホームページにしていきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

弊社のピット裏で長年保管されていたバッテリーカー1台と鉱車(トロッコ)3台が、本日、栃木県の足尾歴史館へと旅立って行きました。

バッテリカーは10年ほど前に、兵庫県城崎の業者に発注して生産したものと聞いています。格好はなかなかいいのですが、残念ながらあまり使われなかった模様。

一方、鉱車のほうは、もともと県北でウランを掘っていた人形峠で使われていたものです。昭和30年代半ばもので、鳥取県倉吉で生産されたものです。まだたくさんあるのですが、状態のよいものを選んで3台を引き取っていただくことにしました。

 

 

ゆっくりソローリと積んでいる様子。ボロボロなのでユニックで釣ると壊れそうだったため、フォークリフトで積んでいきました。

 

 

1時間ほどかけて無事積み込み終了。この後ブルーシートを掛けて出発しました。明日には足尾に到着するとのこと。

新たな嫁ぎ先の足尾歴史館ですが、あの有名な足尾銅山の鉱山町の中にある歴史資料館です。足尾で稼働していたガソリンカーなどが動態保存されています。私も昔、このガソリンカーに乗車したことがあります。

今回提供した車両も、館内で展示されるほか、実際に動かしたりもするそうです。岡山県・三石のろう石鉱山の歴史を知っていただくよい機会になったと思います。

車体は見ての通りボロボロですから、これから、有志の方たちで修理したり塗装したりするそうです。修理が終わって展示が始まったらぜひとも見に行きたいと思います。

 

だんだん暑くなってきましたね。
でも、弊社の坑内は年中ずっと17度で快適です。
仕事を終えて地上に出ると、太陽のまぶしさに驚きます。

さて、先日弊社に取材の方がいらして、ネットのニュースでご紹介いただきました。ご紹介いただいたサイトは「ゴールドニュース」さんで、
本来は金投資、金の取引などに関するニュースを掲載しているサイトですが、
今回は「番外編」ということで、鉱山の仕事の流れなどを取材されていきました。
掲載サイトは以下の通りです。
http://goldnews.jp/column/feature/entry-750.html
http://goldnews.jp/column/feature/entry-752.html

また、同行されたフリーライター&写真家のかさこさんのブログにも
ご紹介いただきました。
http://kasakoblog.exblog.jp/20588437/

弊社坑内で撮った貴重な(?)な写真がたくさん掲載されています。

実は「ゴールドニュース」の運営会社さんは、私が前職で大変お世話になった方のところでして、今回そんなご縁で取材いただきました。東京からわざわざ三石までお越しいただき、誠にありがとうございました!